私たちが普段口にする飲み物の代表格といえば、お茶、紅茶、コーヒーではないでしょうか。
もちろん、好みもありますが、1日の中で私たちはこれらの飲み物を取り混ぜて飲んだりします。
朝起きたらコーヒー、朝食後にはお茶、仕事の合間に再びコーヒー、昼下がりにカフェで美味しい紅茶・・・
私はコーヒー通なので、お茶や紅茶はほとんど飲まず、1日に5〜6杯はコーヒーを飲みますが、今回は私みたいなコーヒー好きに、究極のコーヒーの楽しみ方をご案内しますね!
そのコーヒー、本当に美味しいですか?
いきなりの質問ですが、あなたが日々飲んでいるコーヒー、本当に美味しいですか?
コーヒーとひとことで言っても、インスタントコーヒーや缶コーヒー、レギュラーコーヒー、喫茶店や珈琲専門店のコーヒーなど様々ですね。
どれも確かに美味しいのですが、コーヒー本来の持つ味わいや香り、コクなどを追求していくと、やはり豆を自分で挽いてハンドドリップして飲む、というのが定番の結論ではないでしょうか?
コーヒー豆自体は、最近では珈琲専門店だけでなくスーパーなどでも手軽に購入できるため、本格的なコーヒーを自宅で楽しむ人も増えています。
ただし、豆から挽いて飲めばなんでも美味しいかというと、そうではありません。
人それぞれの好みもありますので、酸味の強い味わいが好きな人に深煎り豆のコーヒーを飲ませても、苦いだけでちっとも美味しくない、と言われるだけです。逆に苦みやコクを楽しみたい人に浅煎りの酸味の強いコーヒーを飲ませても、酸っぱくてどうも苦手と言われてしまいます。
これらのことから分かるのは、好みによってコーヒー豆の種類を選ぶ必要があると言うこと。
これは美味しいコーヒーを飲む場合の基本と言えます。
美味しいコーヒーの要素とは?
さて、自分の好みに合ったコーヒー豆を選ぶことが美味しいコーヒーを飲む基本という話をしました。
自分の好みに合ったコーヒー豆を選ぶことが出来れば、美味しいコーヒーを飲むための7割は完了したと思っていただいて結構です。
まずは自分はどのような味のコーヒーが好きなのかを知る必要があります。
そのためには、やはり多くの種類のコーヒーを飲んで、自分で自分の好みを知ることが必要です。
ここは手抜きは出来ません。
コーヒーの専門書などに、世界中のコーヒー豆の特徴が書かれていたりしますが、それらはあくまで一般論に過ぎません。
苦みが特徴とか、花のようなアロマとか、いろいろ書かれいると思いますが、実際に飲んでみないことにはそれが「自分好み」の味か否か、を判断することは出来ません。
苦みが特徴の豆なんて、それこそたくさんあります。その中から自分が美味しいと感じるのはどれなのか?
文字に書かれた情報からは、残念ながらそこまでは分かりません。
ここは手を抜かず、色々と試して見入ることをオススメします。
喫茶店で色々と飲み比べてみるとか、自分でいろんな種類の豆を購入して飲んでみてください。
そうすることで、きっとあなた好みの豆が見つかることでしょう。
ここまでで、美味しいコーヒーを飲むための7割の作業は完了しました。
残りの3割はいったい何なのでしょうか?
同じコーヒー豆でも味わいが変わる
好みの味のコーヒー豆が見つかりました。
ここで問題が発生です。
あなたが気に入ったコーヒー豆を、仮に「ブラジル」と仮定しましょう。
ある日、いつも飲みに行く喫茶店とは別の喫茶店に行きました。そして好みのブラジルをオーダーします。
あなたの前に置かれたブラジルコーヒー。一口飲んでみると・・・・・・
あれ、いつもと味が違う!
実はこれ、良くある話なんですね。
同じコーヒー豆でも、喫茶店によって味が違う。
自宅で飲む場合も同じです。
A社のブラジル豆とB社のブラジル豆では、同じように挽いてドリップしても、味が違うことがあります。
これは、豆の焙煎の仕方の違いによるところが大きいと思っていただいて間違いありません。
同じブラジル豆でも、深煎りにした場合と中煎りにした場合では、味わいは全く変わってしまいます。
これは当然の話で、例えばトーストをイメージしてみてください。
軽く焦げ目が付く程度にトーストしたパンと、しっかりと茶色くなるまでトーストしたパンでは、同じパンでも味わいも食感も全然違いますよね?
コーヒー豆も同じです。
その豆をどのように焙煎するかで、味わいが大きく変わってきます。
ですから、同じブラジル豆でも、自分の好みに合う豆はどこのメーカーのものか、あるいはどこの珈琲専門店で手に入るかを見つける必要があるということです。
これまた手間のかかる作業ですね(笑)
自分の好みの焙煎度合いを見つける。
これが美味しいコーヒーを飲むための残り3割のうちの2割です。
あとは美味しく淹れるだけ
さあ、いよいよ残り1割です。
残り1割は、美味しく淹れる・・・・・・これで決まりです!
これもひとことで済ませることが難しい部分ですので、美味しいコーヒーの入れ方については別の機会に譲るとします。
ここまでまとめると、美味しいコーヒーを飲むためには3つの要素がありました。
1.豆を選ぶ
2.焙煎度合いを選ぶ
3.美味しく淹れる
こうして文字にすると、とても簡単に思えますが、今まで説明してきたとおり、ここまで来るのはとても大変な道のりを経なくてはなりません。
なにもここまでして、美味しいコーヒーを追求しなくても、今のままで十分美味しいから良いよ。
なんて声が聞こえてきそうですね(笑)
でも、ちょっと待って!
ここまでの作業を、とても簡単にできる方法があるんです。それをこれから紹介しますね。
自家焙煎という選択肢
さて、豆選びや美味しい入れ方については、自分にとっての「最適」を見つけるのに時間と労力はかかりますが、これは根気強く続ければ誰でもいずれは見つけることが出来ます。
ただ、焙煎度合いについてはそう簡単にいきません。
焙煎度合いについて色々と注文を付けられるお店も限られますし、お店によってはオーナーお勧めの焙煎を強く推してきて、こちらの好みがなかなか伝わらなかったりと、一筋縄ではいかないところがあります。
いっそのこと、自分で焙煎できたなら、色々と試すことが出来て良いのにな・・・・・・
つい、そう思ってしまいますよね。
でも、自分で焙煎しようとすると、焙煎器具をそろえ、生豆を購入して、焙煎度合いを様々に試行錯誤していく必要があります。
通常、焙煎機は非常に大きく、個人で手に入れられるような代物ではありません(大きさだけでなく、値段も高額です)
う〜ん、自分好みの究極の味を追求するのは難しい・・・・・・
ちょっと待ってください!
実は手軽に自宅で焙煎できる方法があるんです。
おうちで極上のコーヒーを味わう
個人向けの焙煎機がパナソニックから発売されています。その名も「The Roast」
ただし、かなりマニアックな製品のため、店頭に並ぶことはありません。
ネットからの購入のみです。
「The Roast」は本格的な焙煎を自宅で手軽にできる焙煎機です。
なんと、50gという少量の焙煎が出来るため、飲む直前に焙煎するという、「本当の贅沢」な飲み方が出来ちゃいます。
焙煎度合いも調節できるため、自分の好みを探すのも簡単です。
また、手に入れるのが大変な生豆についても、毎月定期的に購入できるので、自宅に居ながらにして本格的なコーヒーが楽しめてしまいます!
焙煎機の操作もすごく簡単です。
どのくらい焙煎すれば良いのか、最初は見当も付きませんが、生豆ごとにプロがお勧めする焙煎レシピがあるので、それを元に焙煎が出来ますから安心です。
自分で焙煎して、究極の「自分好み」のコーヒーが味わいたい人には、もってこいのサービスですよね!
「The Roast」について、より詳細が知りたいと思ったら、メーカーのサイトに行ってみてくださいね!
もっと手軽に自宅焙煎を楽しむ
もっとお手軽に自宅焙煎を始めたいとお考えなら、ライソン社の「ホームロースター」がおすすめです。
コチラは選べる焙煎度合いが中煎り/深煎りの2種類だけですが、ボタンを押すだけですべて自動で焙煎してくれるお手軽さは初心者にもお勧めです。
自宅焙煎の難点は、焙煎度合いの調節がとても難しいことと、焙煎の過程でたくさんのチャフ(コーヒー豆から出る薄皮)が飛び散ってしまい掃除が大変なこと。
このため、フライパンなどで焙煎を試みても上手くいかず、また手間暇も半端ないため、結局やらなくなってしまった、という人もたくさんいます。
そういう人に限って「コーヒーはプロに焙煎してもらうのがいちばん」とか、物知り顔で言ったりします(笑)
確かにプロは、きめの細かい焙煎が可能な業務用の大型焙煎機を持っており、それを使えば微妙な焙煎度合いの違いなども簡単にできたりします。
でもそのぶん、高いです(笑)
おまけに、焙煎してくれるお店で焙煎してもらうにしても、最低100gからしか購入できません。
1日に5〜6杯も飲むコーヒー通なら、焙煎した豆の鮮度が落ちる前に飲みきることも出来るでしょうが、そうでもなければ鮮度が落ちてしまいます。
この点、自宅で焙煎すれば、飲むぶんだけ焙煎すればいいわけですから、常に焙煎したての最高に美味しいコーヒーがいつでも楽しめるわけです。
ライソンのホームロースターが優れているのは、操作が簡単で機械任せで待ってるだけでコーヒー豆が焙煎できてしまう。
しかもチャフも飛び散らない!
これなら毎日の掃除もおっくうになることもありません。
さらに、生豆は付いてきませんから、自分で好きな豆を好きなときに好きなだけ購入する必要があります。
パナソニックの製品が生豆が毎月届くシステムなのに対し、ライソンは自分で豆を購入する手間はありますが、好きな豆を好きなときに好きなだけ購入すれば良いので、逆に手軽だと思いますよ!
まとめ
今回は、究極のコーヒーの楽しみ方として「自宅で焙煎」を紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
正直、コーヒー好きなら最終的には自宅で焙煎に行き着くことでしょう。
ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。