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土屋達郎(南極観測隊)の経歴が凄い!今は奥様とペンションオーナー

土屋達郎氏
出典:http://kyokuchi.or.jp/?page_id=4533

あなたは土屋達郎氏をご存知でしょうか?

ご存知の方は少ないと思いますが、この方、すごくおもしろい(興味深い)経歴をお持ちなんです。

自然を愛し、自然に生きることを選んだ土屋達郎氏とそれを支える奥様の、エキサイティングで波乱万丈な人生からは、多くのことを学ぶことが出来ます。

今回は土屋達郎氏の経歴を中心に調べてみましたので、是非ともお読みくださいね。

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土屋達郎氏の経歴について

昭和基地でのオーロラ
出典:https://www.nipr.ac.jp/jare/now/back58/20170323.html

土屋達郎氏は現在(2020年現在)53歳です。
生まれは東京都保谷市(現:西東京市)、東京都の丁度真ん中へんの北の方・・・
最寄り駅で言えば、西武池袋線のひばりケ丘だそうです。
小学校時代は練馬、東村山の小学校に通い、中学校も東村山、高校は都立清瀬高校。
東京の多摩地区北部で育ったんですね。

小学校の頃から望遠鏡で星を見るのが好きな少年でしたが、それが高じて高校時代には地学部に所属していたそうです。
最初は星が好きということで入った地学部でしたが、その影響で気象観測とか地質調査のために山に登るようになり、高校卒業後は気象庁に就職します。

入ってみて分かったことは、気象庁の仕事は自分の求めているものとは違うと。
入ってすぐに気象庁を辞め、原付きバイクで日本一周の旅に出ます。

一時期に流行った「自分探し」じゃないですが、土屋氏も「自分は何がしたいのか」を考えながら、沖縄以外の海岸線を100日かけて一筆書きで走破します。

この度を通して、日本は狭いようで広いな、と感じたそうです。
そして、日本のために「なにか人助けになる仕事」がしたいと思うようになります。

土屋氏が目をつけたのは「ヘリコプターのパイロット」
なぜかというと、山でヘリコプターが人を救助したり物資を運んだりする仕事がしたいな、と思ったからとのこと。

そして佐川急便で働きながらヘリの免許を取るための資金を貯め、業務用ライセンスを取得してしまいます。
この行動力は凄いなと思います。

ヘリを操縦する土屋達郎氏
出典:http://kyokuchi.or.jp/?page_id=4533

人間、やりたいことと出来ることには大きなギャップがあるものですが、それをどうやって埋めていくかで悩みます。
そして多くの人は、出来ることにやりたいことを寄せていく努力をするわけですが、土屋氏は「やりたいことに、出来ることを寄せていく努力」をしたわけですね。

ところが、ヘリの免許を取ったタイミングにバブルが崩壊し、農薬散布などの需要減も含め民間パイロットの仕事がなくなってしまいます。

それでもパイロットの仕事が諦められず、航空機使用事業会社に入りますが年齢的な問題などから機長になることが出来ませんでした。
そんな紆余曲折からパイロットになることを諦め、好きだった山に生きようと心に決めます。

そしてアウトドア業界に入り、登山ガイドの資格を取得します。
そして、山のガイドとかラフティングボートでの川下りする仕事などをするようになります。

そんな折り、土屋氏の所属する山岳ガイド協会で、野外観測支援で南極越冬隊に参加した人と出会います。そこで南極に行く、という選択肢があることを知り、応募して採用されたとのことです。

そして2017年2月から約1年にわたり、第58次南極観測越冬隊として昭和基地でさまざまな体験をすることになります。

南極越冬隊から帰国後は、長野県黒姫高原でペンション「ふふはり亭」を始められ、宿泊客と一緒にさまざまなアクティビティを提供しているとのことです。

ペンションでの日々はすごくうらやましい!

ペンションふふはり亭
出典:https://shinanomachi-iju.jp/4981/

そんな土屋氏が2019年4月にオープンしたペンション「ふふはり亭」について、少々紹介してみますね。

ふふはり亭は、長野県の最北端である黒姫高原にあります。

ふふはり亭・・・

変わった名前だと思いませんか?

実は「ふふはり」と書いて「ふうわり」と読むのだそうです。
ですから、ふふはり亭は「ふうわり亭」と発音するんです。

これは、俳人・小林一茶の句「むまさうな雪がふふはりふはりと」からとっているとのこと。

この句は「うまそうな雪がふうわりふわりと(降っている)」という意味で、ペンションの名前もこの句のように柔らかで静かな時間を過ごして欲しい、という思いから付けられたのかも?

南極観測隊から帰った土屋氏がなぜペンションを始めたのか

実は土屋氏、山小屋をやりたいと思っていたとのこと。

ただ、山小屋はいろいろと難しい面があるな、と思っていたときに黒姫にペンションを見つけたのだそうです。

このペンションは土屋氏だけでなく奥様もとても気に入り、値段で悩んだあげく購入を決意したとのこと。

土屋氏はこれまでの経験を生かし、さまざまなアクティビティに関しても精通しています。

昼間は思いきり遊んで、夜はゆったりとした時間を過ごせる・・・そんな空間を提案してくれるペンションです。

奥様はトヨタ白川郷自然学校ホテル部門に12年間勤務していた経験から、おもてなしは一流。趣味は料理とのことですので、美味しい料理も楽しめそうですね。

美味しい食事の後は土屋氏の南極ばなしに耳を傾けて、普段触れることのない日常を感じてみるのも悪くないと思います。

四季を通じて楽しめる北信濃の活動拠点として利用してみてはいかがでしょうか。

南極を描いたオススメ映画の紹介

さて蛇足になりますが、南極を舞台にした映画(それも日本映画)っていうと何を想像しますか?

南極物語?

確かに有名ですし感動的なストーリーで大ヒットしましたね。

でも今回紹介するのは南極物語ではありません。

南極料理人

という映画です。知っていますか?

映画南極料理人ポスター
出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/333529/

実はこの映画、昭和基地が舞台ではありません。

昭和基地から内陸に1000キロほど入った、まさに極寒の「ドーム富士基地」が舞台の映画です。

こう書くと、さぞハードなストーリーなんだろうな・・・と思うかもしれませんが、あに図らんや、ユルユルの「のんき」な映画です。

南極越冬隊の料理担当として赴任した主人公の目を通して、基地での毎日をほのぼのと描いた映画で、何度見てもおもしろいです(笑)

こちらも併せてどうぞ。

 

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