卒業式の季節ですね。
卒業式というと、学生本人や親御さんたちは「なに着ていこう?」と頭を悩ますことと思いますが、実は来賓に招かれた人がいちばん悩ましいのではないでしょうか?
学生や親御さんは、晴れの日に向けて装いをさまざまに工夫したり、けっこうそれなりに楽しいものです。
ですが来賓の場合、自分の子供の卒業式ではないし、また招待されて行くわけですから失礼があっちゃまずいし・・・
自分ごとではないぶん、逆に悩ましいですよね。笑
ということで、今回は卒業式に来賓として招かれた場合に気を付けるべき服装のマナーと、男性、女性それぞれの場合のオススメのコーデについて紹介していきます。
最後までお付き合いくださいね!
卒業式来賓の服装で気を付けるべきこととは?
来賓なんて自分には関係ない、なんて思っていませんか?
来賓って、偉い人が招かれるんでしょう、自分は別に偉くもないし・・・
そんなことはないんですよ、あなたも他人事ではありません。
卒業式に招かれる来賓とは?
そもそも卒業式って、子供の学校における全課程が修了したことを証する式典ですよね。
学校側から子供に対し卒業証書を授与し、無事卒業できたことを祝う式典ですから、基本的には学校側(校長先生はじめ先生方)と子供側(卒業する子供本人、親御さん、ご家族)が出席するものです。
ただ、厳粛な式典ですから、お祝いするという意味で学校、子供の立場以外の人にもご参加いただくために来賓として招待する人も結構いるわけです。
では、どんな人が来賓として招待されるのでしょうか?
具体的には市長や市議会議員、地域の町内会長や福祉団体の役員などです。
また小学校の卒業式とかですと、進学する中学校の校長が招かれて挨拶することもありますし、卒業を祝うという意味でPTA会長や役員なども招待されます。
ほらほら、PTAの会長や役員なら、あなただってやる可能性ありますよね?
そうすると、あなた宛てに学校から「卒業式の来賓」として出席依頼がきます。
そう、他人事でばかりはいられない、ということですね(笑)
来賓が「やってはいけない」服装のマナー
さて、来賓として卒業式に招かれた際、気を付けるべきことはなんでしょうか?
まず来賓は「学校側」の招待客ですから、卒業する子供および親御さんをお祝いする立場です。
このため先生方と同じく、正装もしくはそれに準じた格好をするのが基本です。
ただしフォーマルをそのまま普通に着てしまうと、なんだか地味すぎちゃう・・・なんてことになりますので、多少は個性を出すことは必要です。
とはいうものの、来賓は主役ではありませんから、主役である子供やその親御さん以上に目立つのは禁物。
その辺を十分に注意しながらコーデするのがマナーとなります。
ということで、目立ちすぎず地味すぎない「丁度良い」コーデについて男女別に紹介していきますね。
卒業式来賓の服装:男性編
まず男性の場合。
はっきり言いますが、来賓として招かれる男性は「自己主張」とか考えないほうが良いです。
なぜなら来賓のあなたの服装に興味を持って見ている人なんて、皆無に近い(笑)
そりゃそうです、主役じゃないんですから。
先生方も親御さんも、見ているのは子供たちです。
子供たち以外に興味なんてほとんどありません。
当然のことながら、来賓のあなたにファッションセンスや華やかさを期待してもいません。
ですから普通にフォーマルを着て行く、もしくはビジネススーツ(それもダーク系)を着て行けば、それでOKです。
どうしてもおしゃれしたいなら、ネクタイを少しだけカラフルにするとかチーフをつけるとか、その程度にしておきましょう。
逆に目立ちすぎてしまうと、反感の目に注がれて居心地の悪い時間を過ごすことになってしまいます。
何かスピーチを依頼されている場合は、スーツよりはちゃんとフォーマルを来て行くほうが無難ですが、無ければダーク系のスーツでも問題ありません。
卒業式来賓の服装:女性編
さて男性に比べて女性の場合は、服装についての注目度は高くなります。
とはいうものの、やはり子供たちや親御さん以上に目立つのは禁物。
貧相にならないよう、かつ上品な装いを心がけましょう。
特にブラックフォーマルを選ぶ場合には、そのままだと地味過ぎですが、基本フォーマルって目立つための服装ではありませんからこれは仕方のないこと。
そんなフォーマルで華やかさを演出するのにもっとも手軽な方法は「コサージュ」です。
パステルカラーのコサージュを左胸の少し上のあたりに添えるだけで、品のよい華やかさを付け加えることが可能です。
パールのネックレスをすることで、フォーマルでもだいぶ柔らかい感じになりますからお試しくださいね。
また、フォーマルだと地味すぎると感じるなら、黒のスカートにグレーのジャケットを合わせると明るい印象になりますのでオススメですよ!
スカート丈は膝丈で。
ミニやロングは卒業式という厳粛な式典には不向きですから。
また、ストッキングはナチュラルなベージュ系がいいです。
寒いからといってもタイツはNGです。
なぜならタイツはカジュアルウェアですから、式典にはちょっと向きません。
当然ですが、メイクはおとなしめ、ネイルなどはやめておきましょう(笑)
まとめ
今回は卒業式に来賓として招かれた場合の服装について紹介してきました。
いろいろと考えるまでもなく、とにかく派手な格好はせず、普通に撤すればそれでOKですよ!
だって、来賓は目立っちゃまずいですから(笑)
それだけ気を付ければ、おかしなことにはなりません。
ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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